「サラダ記念日」で有名な歌人の俵万智さんを知っている方も多いでしょう。
若くしてベストセラーの短歌集を生み出した俵万智さんがどんな環境で育ってきたのか知らない人がほとんどでしょう。
そこで、この記事では歌人の俵万智さんの生い立ちにスポットを当てていきましょう。
【俵万智の生い立ち】発達が遅かった?
俵万智さんは大阪府門真市に生まれました。
4歳の時に四條畷市に引っ越しをした俵万智さんの幼少期はどんな子だったのでしょうか?
幼少期は発達が遅かった?
俵万智さんの生い立ちを追っていく中で気になるエピソードがありました。
それが以下の2つです。
このエピを見ると発達に問題があるのでは?と思いますが、俵万智さんは運動神経のなさが原因と明かしています。
かけっこは常にびりで、逆上がりは一度も成功したことがないんですって
俵万智さんは運動は苦手だったようですが、頭の良い子で成績はとても優秀でした。
【俵万智の生い立ち】家族構成は?
俵万智さんの家族構成は以下の通りです。
父親
母親
本人
弟
両親と10歳離れた弟の4人家族で暮らしていた俵万智さん。
どんな家族の元で育ってきたのでしょうか?
俵万智の父親はどんな人?
俵万智さんの父親・好夫さんは1970年代の最強磁石『サマリウム コバルト磁石』の研究者であり発明者です。
俵万智さんの作品に父親と磁石が登場したこともあったそうよ
幼い頃の父親は博士論文の執筆に追われていて、そんな父親の背中が印象的だったんだそう。
俵万智さんの父親が理系って意外な感じがしますよね。
俵万智の母親はどんな人?
理系の父親とは真逆の母親で、夕食準備を忘れるほど本を読み始めると夢中になる「本の虫」。
そんな母親に育てられた俵万智さんは、幼いころにたくさんの絵本を読み聞かせてもらったんだそう。
俵万智さんが本好きで、歌人になったルーツは母親にあるのかもしれませんね。
「まだ文字も読めないのに3歳の時、母に何度も読んでもらったノルウェーの昔話の絵本『三びきのやぎのがらがらどん』を1冊、丸暗記。一人で絵本を読むまねをしたりして遊んでいました」
物理学者の父親と、感情豊かに読み聞かせをしてくれる母親の素晴らしい環境のもとで育ったんですね。
俵万智の弟はどんな人?
俵万智さんの短歌には弟が登場することがあり、弟の結婚式を詠んだ句もありました。
また、俵万智さんのエッセイの中にこう綴られています。
息子には、1歳年下のいとこがいる。愛称は「りんクン」。横浜に住む私の弟の長男だ。赤ちゃんのころから、よく行き来して遊び、年に三回ぐらいは旅行も一緒にしてきた。
10歳離れた弟・太一さんとは家族ぐるみで仲良しなことがわかりますね。
まとめ
俵万智さんの生い立ちについてまとめると、
・運動神経が悪く、歩き始めは遅かった
・文字が読めない3歳のときには絵本1冊丸暗記していた
と、歌人になるルーツは母親の本好きにあったようですね。