お笑い芸人の品川祐(しながわ ひろし)さんが吉本に入ったのは23歳のときです。
現在は映画監督やYoutuber、作家としてマルチに活躍している品川祐さんがお笑い芸人になるまで、どんな環境で過ごしていたのか気になります。
そこで、この記事では品川祐さんの生い立ちについて深掘りしていきましょう。
【生い立ち】品川祐は渋谷区出身
品川祐さんの実家は東京都渋谷区にあります。
実は、品川祐さんの父方の祖母が美容家の「山野愛子」さん。
ヤマノホールディングスは渋谷に本社があるので、品川祐さんの原風景は渋谷なんですね。
祖母は山野愛子
美容家でありヤマノグループの創始者
まだ女性が働くことがめずらしかった昭和の初めにパーマの技術を教えたのが品川祐さんの祖母・山野愛子さん。
多くの美容家を育て、美容業界の発展に貢献したことで、その人生がドラマになったこともあるんです。
品川祐さんは子供の頃について、
「僕が子供の頃、一軒家を2軒隣であったんで。みんな何軒か家を持ってると思っていました」
と明かしていて、かなり裕福な家庭で育っていたんですね。
そんなすごい人を祖母にもつ品川祐さんですが、両親の離婚後は複雑な生い立ちだったようです。
【生い立ち】品川祐の両親は離婚して父親は3人
品川祐さんが2歳の頃に両親が離婚しています。
品川祐さんの最初の家族構成は以下の通りです。
品川祐の家族構成
父親:山野凱章(やまの よしあき)
母親:マダム路子
長女
長男
次女
次男:品川祐
雑誌にも紹介されるほど仲良しな家族に見えますが、離婚の理由は母親・マダム路子の不倫と言われています。
両親が離婚した時、品川祐さんは2歳で父親の思い出がほとんどないんだとか。
品川祐さんは自由奔放な母親の元で複雑な生い立ちを過ごすことになるんです。
2番目の父親は小説家
品川祐さんは両親の離婚後に母親と代々木上原に住まいを移しています。
母親は離婚後に小説家の笹沢佐保さん(ささざわ さほ)と交際していて、結婚していたかは不明。
それでも、品川祐さんは笹沢佐保さんを「お父さん」と呼んでいたそうです。
品川祐さんの母親と笹沢佐保さんの交際期間がどのくらいだったのかは分かりませんが、代々木上原の引越し先は笹沢さんが妻と暮らす家での同居だったとも言われています。
3番目の父親は悪役俳優
3番目の父親は悪役俳優の片岡五郎さん。
私はあと2ヶ月で84歳。夫の俳優片岡五郎は80歳。共に再婚で35年。ずっと2人暮らし。孫が6人。近く「ひ孫」誕生が新たな喜び!生活も人間関係も信頼できる方たちとシンプルに!ただ、今後も「魅力」を追求する学びは続け「夫婦の共生」「老い」も楽しく受け入れビューティフルライフを目指す決意!! pic.twitter.com/TJP5cykuim
— 昭和・平成・令和を活きて! (@miryokugaku) April 21, 2024
品川祐さんは寮生活のために実家を離れた後で、母親・マダム路子さんと交際し結婚したのが片岡五郎さん。
最初の出会いは衝撃的なもので、久しぶりに実家に戻った品川祐さんとパンツ姿の片岡五郎さんが鉢合わせ。
片岡五郎さんは役作りのために「背中にダミーの刺青」が入っていて、とても驚いたんだそう。
そんな片岡五郎さんが出演していた作品の一部がこちら↓
スケバン刑事
シコふんじゃった
ミンボーの女
太陽にほえろ
Gメンシリーズ
など、話題のドラマや映画にたくさん出演していた片桐五郎さん。
品川祐さんは思春期に入っていたこともあり「お父さん」と呼ぶことはできずに「五郎さん」と呼んでいたそう。
メンタルが病んで引きこもり生活
品川祐さんは、幼い頃から複雑な環境に育ってきたこともあり10代後半は「引きこもり生活」を過ごしていた時期もあったそう。
現在の品川祐さんの様子からは想像できない過去ですよね。
高校入学してすぐに退学し、16歳で実家をでて一人暮らしを始めフリーター生活を送っていたんだそう。
と、一軒家を2つ所有していた頃とは真逆の生活をしながら、最小限の食糧とレンタルビデオを20〜30本見て過ごしたんです。
その頃から映画が大好きで、映画に携わる仕事を夢みていた品川祐さん。
7年間もフリーター生活を送ってからお笑いの世界に飛び込んだのね
東京に吉本の総合芸能学院(NSC)が開校し、ダウンタウンに憧れていた品川祐さんは貯金をはたいて入学を決めています。
そこで出会った庄司智春さんとコンビを組んでを組んでからの勢いは皆さんご存知の通りでしょう。
まとめ
品川祐さんの生い立ちについてまとめると、
・4人兄弟の末っ子
・祖母は山野愛子で幼い頃は裕福な暮らしだった
・2歳の頃に両親が離婚し父親は合計3人
・16歳で家を出て7年間フリーター生活
ということがわかりました。
映画監督の夢を実現した品川祐さんの今後の活躍が楽しみですね!